IBMとWavefunction SpartanのAIXプラットフォーム化で合意
WavefunctionとIBMはSpartanの計算エンジンをIBMのスケーラブルサーバーpシリーズに搭載可能とすることで合意したことを公表しました。SpartanのWindows版によるインターフェイスを通じてバックエンドにIBM  eサーバー pシリーズにSpartanの計算エンジンにジョブを投入することも実現します。 これにより分子モデリングのパフォーマンスを飛躍的に向上するとともに、多様なニーズに対応するシステム構築も可能になります。

既にIBMのIntelliStationおよびThinkPadシリーズで稼働するSpartan for Windows(Windows版)があります。今回の両者の合意により、Windows版のSpartanシリーズのインターフェイスの
中からリモートジョブを発生させ、IBM eサーバー(Linux クラスターモデルを含む)上のSpartanの計算エンジンにジョブ投入環境の開発を計画しています。

今後IBMのライフサイエンス担当営業を通じて、お客さまにハイパフォーマンスな計算環境におけるSpartanのご提案が可能になったことを喜ばしく思います。

Wavefunctionについて
Wavefunction,Inc.は1991年に次のような理念のもと設立されました。「分子モデリングソフトウェアは研究開発や教育に使用するためにはパワフルでなくてはならないが、、と同時に簡単に使えなくてはならない。」

この理念は当初Spartan for UnixシリーズによってUNIX-EWSワークステーションにおいて実現されました。(現在世界中で数千もの研究所や教育機関で使用されています。)近年では、Windows、Linux、Macintoshなどのデスクトップ環境でもご利用頂いています。

ところで、Spartanとはなんでしょう?
一言でいうと、「シームレスな分子モデリング環境」。この中には、分子力場法や量子力学的
手法(半経験法、非経験的手法、密度凡関数法など)を含み、これらの手法を駆使して遷移状態の探索、バーチャルなコンビケムライブラリの構築などを実現します。スプレッドシート機能や2D、3Dのグラフ表示機能によって各分子のプロパティーの比較も容易です。 このような商用ソフトウェアとして最上級のグラフィカルインターフェイス環境と多様な研究や教育ニーズにお応えする計算機環境を同時に実現することを目指しています。

IBMライフサイエンスについて
IBMは、高性能コンピューティング・システムやストレージ・システムから、大量のさまざまなデータ・セットを管理するためのインフラストラクチャー・ソフトウェア、データとアプリケーションの統合、コラボレーション、コンサルティング・サービスや実装サービスに至るまでの、ライフ・サイエンスに対する業界随一のきわめて幅広い情報技術とサービスを提供します。これらは、中小規模のバイオテクノロジー企業や生物医学研究に携わる大学から、グローバルな大手製薬会社に至るまでのさまざまな組織のニーズに対応します。