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Acknowledgements
Scope of this Guide
Table of Contents
SECTION I
  Chapter 1
SECTION II
  Chapter 2
  Chapter 3
  Chapter 4
  Chapter 5
  Chapter 6
  Chapter 7
SECTION III
  Chapter 8
  Chapter 9
  Chapter 10
  Chapter 11
  Chapter 12
  Chapter 13
  Chapter 14
  Chapter 15
  Chapter 16
  Chapter 17
APPENDIX A
APPENDIX B
APPENDIX C
APPENDIX D
APPENDIX E
Index
Chapter 5 - 有機反応(Organic Reactions)
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Diels-Alder反応の熱力学的支配 vs. 速度論的支配(Thermodynamic vs. Kinetic Control of Diels-Alder Reactions)

化学反応は反応条件によって異なる生成物を与えます。高温・長時間の反応条件下では最も安定な(”熱力学的な”)生成物が有利になり、低温・短時間の反応条件下では最も容易に生成する(”速度論的な”)生成物が有利になります。例えばシクロペンタジエンと無水マレイン酸のDiels-Alder環化付加反応における速度論的生成物はエンド付加物であると知られており、より混み合っていないエキソ付加物は熱力学的生成物と考えられます。
1. シクロペンタジエンと無水マレイン酸のDiels-Alder反応のエンド付加物を作成し(上図参照)、エネルギー最小化を行ってCS対称構造を得ます。 をクリックします。
2. Select Measure Distancefrom the GeometryメニューからMeasure Distanceを選択し()、上のスキーム中の結合 "a" と "b"をクリックします。それぞれに対して、画面右下の アイコンをクリックします。表示が に変わります。
3. DisplayメニューからPropertiesを選択し、結合”a”に対する拘束マーカーをクリックします。Constraint Propertiesダイアログが現れ、”Value”の右側のボックスの拘束された”aの結合距離は1.54Åなっています。そのボックスに1.5と入力しreturn keyを押して結合距離を1.5 Å に変えます。”Steps”の右側にあるボックスに2.7 (2.7Å と入力してreturn keyキーを押します。最後に“Steps”の右側にあるボックスに10を入力してreturn keyキーを押します。この設定により結合”a”は最初は1.5 Å に拘束され、次に1.633 Åそれから1.767 Åそして最後には2.7 Åなります。