Spartan
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Acknowledgements
Scope of this Guide
Table of Contents
SECTION I
  Chapter 1
SECTION II
  Chapter 2
  Chapter 3
  Chapter 4
  Chapter 5
  Chapter 6
  Chapter 7
SECTION III
  Chapter 8
  Chapter 9
  Chapter 10
  Chapter 11
  Chapter 12
  Chapter 13
  Chapter 14
  Chapter 15
  Chapter 16
  Chapter 17
APPENDIX A
APPENDIX B
APPENDIX C
APPENDIX D
APPENDIX E
Index
Section I
序論(Introduction)

現代化学において分子力学計算と量子化学計算の役割は常に増えてきています。もともとは単離された分子の構造や相対的安定度、その他の性質についての情報を得るのに役立ってきました。複雑な分子に対する分子力学計算はそれらの特有な単純さから化学者の中でに広く使われるようになりました。Hartree-Fock分子軌道計算、特に電子相関を考慮にいれた量子化学計算はより多くの時間を必要とします。

ごく最近になって、十分な処理速度のコンピューターが普及したことから、多くの化学者の中でHartree-Fock分子軌道計算はルーチン的に行われるようになりました。
量子化学計算は化学反応の機構や生成物の分布についての情報を、遷移状態の計算から直接的に、もしくは反応物の立体的・電子的な要求に従って分子を組み立てることによって間接的に得るためにも使われます。遷移状態構造や一般的な反応機構に対する情報を与える定量的な計算は徐々に一般的になってきました。
一方、定性的な計算は、大きすぎるために厳密な取扱いができない系に対しては、まだ必要なものとなっています。最終的には、量子化学計算はQSAR分析のための原子電荷や分子力学・分子動力学計算のための分子間ポテンシャルなどの実在する実験データを捕捉するような情報を与えたり、それらをすべて置き換えたりできるようになるでしょう。

Macintosh版Spartan'02は化学やその関連分野において今後ますます増加するであろう計算が演ずる役割に対応できるようにデザインされています。
Macintosh版Spartan'02は、Spartan、Unixワークステーション版Spartan、Windows・Macintosh版PC MacSpartanを開発したWavefunction社と、Q-Chemを開発したQ-Chem社との共同開発の賜物です。
Q-Chemコードは、分子力学、半経験的およびHartree-Fock分子軌道計算、広範なグラフィックモデルおよび重要なpost-Hartree-Fockモデルや密度汎関数モデルに対するSpartanの伝統的な長所である学びやすさと使いやすさを捕捉、拡張するものです。 全てのモデルは我々が現在利用できる最も強靭なアルゴリズムによって実行されます。

Spartan'02は化学者によって利用されることを意図したもので、既に分子力学や量子化学に親しんでいる化学者だけでなく、それらをあまり知らない化学者やNMRスペクトルのような実験技術としてその計算を使いたい人も利用することができます。
この大胆な目的は「現代の分子力学や量子化学モデルの全領域へ簡単にアクセスできる」というプログラムの全体的デザイン基準に直接反映され、また、Spartan'02を他の分子モデリングプログラムとは明らかに異なるものにしています。