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Acknowledgements
Scope of this Guide
What's New in Spartan'04
Table of Contents
Section I
  Chapter 1
Section II
  Chapter 2
  Chapter 3
  Chapter 4
  Chapter 5
  Chapter 6
  Chapter 7
Section III
  Chapter 8
  Chapter 9
  Chapter 10
  Chapter 11
  Chapter 12
  Chapter 13
  Chapter 14
  Chapter 15
  Chapter 16
  Chapter 17
Appendix:
A B C D E F G H I



Chapter 13 - The Setup メニュー
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DensityはMP2またはCISモデルを用いた一点エネルギー計算の時にあらわれます.Densityをチェックすると(エネルギーと合わせて)post-Hartree-Fock密度行列が求められます.これは著しく計算処理時間が増大しますが,物性(双極子モーメント,電荷等)やグラフィック表面を(Hartree-Fock波動関数ではなく)post-Hartree-Fock軌道関数に基づいて計算するときに必要になります.Post-hartree-Fock密度行列を求めることは平衡状態,遷移状態の構造決定の時に必要とされます(自動的に行われます).この機能は局在化MP2モデルでは使用できません.

Pseudopotentialをチェックすると重元素に対して全電子を使う基底関数の代わりに擬ポテンシャルを用いることになります.基本的には,これにより重元素の記述が価電子だけに制限されます.* Hartree-Fock,密度汎関数法,Møller-Plessetとadvenced correlated(G3(MP2)とG3を除く)計算だけに関係し,第三周期よりも重たい元素にのみ使用されます.STO-3Gおよび3-21G基底関数では使うことができません.Spartan'04における擬ポテンシャルについてはオンラインヘルプ(Chapter 17)を参照してください.

特別な機能であるIRC(Intrinsic Reaction Coordinate:固有反応座標)はHartree-Fock,密度汎関数法,またはMP2モデルを用いた遷移状態構造を求めるときにあらわれます.IRCをチェックすると,遷移状態ははじめに反応物へ導くような経路(固有反応座標)を発生させ,次いで生成物に導く経路を発生させるように設定します.一連の段階(反応物→遷移状態→反応物)は「xxx」が分子名,「n」が数字で表される「xxx.IRCn」というファイルに置かれます.初期設定のステップ数(40)は"IRCSteps"というキーワードを用いて変更することができます(Appendix Cを参照).IRCは半経験的分子軌道計算では現在使うことができません.IRCはEssential Editionでは使うことができません.
   
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擬ポテンシャルの中には原子価殻のすぐ下の殻を占めている電子を考慮するものもあります.