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Acknowledgements
Scope of this Guide
What's New in Spartan'04
Table of Contents
Section I
  Chapter 1
Section II
  Chapter 2
  Chapter 3
  Chapter 4
  Chapter 5
  Chapter 6
  Chapter 7
Section III
  Chapter 8
  Chapter 9
  Chapter 10
  Chapter 11
  Chapter 12
  Chapter 13
  Chapter 14
  Chapter 15
  Chapter 16
  Chapter 17
Appendix:
A B C D E F G H I

Chapter 1 - Windows版Spartan'04(Spartan'04 for Windows)
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これまで行われてきた量子化学計算は,電子が基底状態にある分子についての計算がほとんどでした.つい最近になって,励起状態の化学種に対しての実用的で確実な方法が利用できるようになりました.Spartan'04ではエネルギー,平衡状態や遷移状態構造,立体配置に対して"singles" configuration interaction(CI)法を提供します*.加えて,励起状態のエネルギー計算のみは密度関数モデルの領域だけでなくCIS(D)モデルを用いることも出来ます*

Spartanではいくつかの一般的なスペクトル,特に赤外吸収スペクトル(分子力学,半経験的,Hartree-Fock,密度汎関数,MP2モデル),NMRスペクトル* (Hartree-Fockモデル),UV/visスペクトル*(CIS,密度汎関数モデル) 利用できます.これらは妥当なスペクトル図を得るだけでなく数値的なデータ(振動数,化学シフトなど)にも利用できます.

最後に,Spartan'04は分子力学や量子化学の計算結果を解釈する際に化学者を支援するための様々な「視覚的ツール」を提供します.それは生体ポリマーに対して適用できる構造モデルを含む様々なモデルだけでなく,分子軌道,電子密度,スピン密度,局在イオン化ポテンシャル,静電ポテンシャルを表面,断面,性質マップも表示でき,リアルタイムでそれらのモデルを扱うことができます.必要な量を同時に表示でき,単一の分子どうしや異なる分子間の比較を簡単に視覚的に行うことができます.「動画」は構造モデル単体あるいはグラフィカルモデルと組み合わせて作られたものを順々に変えていくことで配座変化や化学反応を描写するために使われます.

   
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エッセンシャルエディションでは利用できません.