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Acknowledgements
Scope of this Guide
What's New in Spartan'04
Table of Contents
Section I
  Chapter 1
Section II
  Chapter 2
  Chapter 3
  Chapter 4
  Chapter 5
  Chapter 6
  Chapter 7
Section III
  Chapter 8
  Chapter 9
  Chapter 10
  Chapter 11
  Chapter 12
  Chapter 13
  Chapter 14
  Chapter 15
  Chapter 16
  Chapter 17
Appendix:
A B C D E F G H I



Chapter 4 - 有機分子のグループ化
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カルボン酸の酸性度

酸の強さは分子の物性の中で最も知られたものです.これは,完全にプロトンが脱離したときのエネルギー,あるいは

"標準の"酸(A°H)との脱プロトン化エネルギーと比べることによって容易に計算で求められます.

もう一つの合理的な(相対的な)酸の強さを測定する方法は,中性の酸の"酸性水素"のまわりの静電ポテンシャルの値を調べることです.これは単一の分子に限った時,反応エネルギー計算をすることよりも優れています.覆っている静電ポテンシャルマップ全体の傾向を見ることで明らかになり,例えば,硝酸のような強い酸の中の酸性水素は酢酸のようなより弱い酸の酸性水素よりも正の値であり,酢酸の酸性水素は,エタノールのようなとても弱い酸の酸性水素よりもより正の値となります.

ethanol
acetic acid
nitric acid

このチュートリアルでは,微妙な構造変化によって酸の強さを一定量変化させた時の静電ポテンシャルマップを調べます.またチュートリアルでは,計算された構造,エネルギー,物性,Spartan分子データベースを用いての調査にかかる時間を短縮する方法を示します.